中古にしても売りやすいマンションとは

新築マンションは、購入時には何もかもが新しく立地にかかわらず魅力的に映ります。中には、「多少立地はよくないですが、設備や環境は素晴らしいですよ」といったような不動産会社からのセールストークに、心が動きかけている人もいるかと思われます。ですが、新築マンション・分譲マンションを購入するときには、ぜひとも「駅から徒歩10分以内」という圏内にとことんまでこだわって選ぶようにしてもらいたいところです。
1994年以降に分譲された新築マンションのうち、2003年に中古マンションとして売れた物件を分析してみると、駅からの徒歩8~11分のもので買値の約6割、徒歩3分以内では7割以上の価格で売却ができたというデータとなります。購入後に値下がりがしにくいマンションのことを「資産価値が高い」と表現することがありますが、これは物件の内容にかかわらず駅からの距離がかなりのウェイトを示すものです。
しかしながら、駅から近い新築マンションならすべての面で優れているというわけではありません。まず、立地が良くなることで価格がかなり高くなるということです。広さや設備が同じ程度のマンションで比較をすると、駅に近いほど比例して高くなっていきます。
また、駅に近い新築マンションには騒音の問題があります。人が多くいる場所なので、夜遅くまで騒音が聞こえてくることについてある程度の覚悟が必要です。また、周辺に緑が少なく、環境面ではやや息苦しさがあるかもしれません。